「当たり前」という言葉は必ずしも他の人の当たり前ではない

こんにちは!こくうです。

今回は「当たり前」という言葉は他の人の当たり前ではないということについて書いていきたいと思います。

この記事を見てくださっている方の中には、職場や私生活などで「こんなの当たり前」と感じる場面を経験した方もいらっしゃるのではないかと思います。

しかし「当たり前」「みんなの当たり前」だと思っていると、

自分の中の当たり前とみんなの当たり前でズレが生じて困ってしまったり、意見の食い違いになってしまったりすることになりかねません。

今回の記事は、そんな「当たり前なのにどうして」とか「こんなの言わなくたって当たり前でしょう」と言ってしまいがちだったり、困ってしまう方の為の記事です。

実際、私自身職場で「当たり前」だと思っていたことがそうでなかったことで、改めて気付いたこともあるので、

簡単な例を挙げながら「当たり前」という言葉の危険さを書いていきたいと思います。

「当たり前」という言葉は他の人の当たり前ではない

最初に「当たり前」という言葉は必ずしも他の人の当たり前ではないと感じた場面を、今回は仕事の場面に絞って2つ書いていきます。

  • 足りなくなりそうな物は気付いたら補充する
  • メモを取る

足りなくなりそうな物は気付いたら補充する

仕事で使う備品などの補充が誰が行うと明確に決まっていない場合、気付いた人が行うという流れになることが多いと思います。

しかし、その職場で長く働いていたり、その行動が自分の中の「当たり前」になっていないと、

その「足りないから補充する」という流れにそもそも気付けなかったりすることがあります。

私自身も、入社当時はきっとそうだったと思いますし、

最近では新入社員の様子や、もちろん今までいた社員の方の行動を見るとなおさらそう思うようになってきました。

決して気付かないのが悪いという訳ではなくて、

「気付くのが当たり前」の当たり前が自分=みんなそうだと思い込んでいることが問題だと感じます。

ものの感じ方や視点が人それぞれのように「当たり前」と感じる感じないも人それぞれあるということを、

心の隅においておかなければときに困惑や怒りに変わってしまうこともあるので注意が必要です。

メモを取る

仕事をする上で「メモを取る」という行動は「当たり前」のように思いがちですが、

最近何度かそうではないのかもしれないという場面を見ていて改めて自分の中の当たり前との違いに気付かされました。

また、新入社員に仕事を教えていても「メモを取ってくれない」と悩む先輩社員の話を何度か聞きました。

メモを取ってはいけないと言ったわけでもなく、「メモを取ってもいいよ」と声を掛けても、

次の日以降にはやっぱり聞くだけになってしまうという悩みです。

この話は先輩社員の立場に立つと「メモを取るくらい当たり前」だと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、

一方、後輩社員の立場に立ってみると本当に「当たり前」なのかという問題になってきます。

必ずメモをしなければいけないという事ではなく、

メモを取って当たり前という先輩社員の「当たり前」と

メモを取ることは「当たり前」ではないという新入社員の感覚の違いの問題です。

この感覚の違いから、双方に思ところはあって時に不満などに繋がっていくこともあるので注意が必要です。

まとめ:「当たり前」は人それぞれ

ここまで、「当たり前」という言葉は必ずしも他の人の当たり前ではないということについて例を2つ書いてきました。

自分の中の「当たり前」と、他の人の「当たり前」の差に困った時の対処法は、

「これは当たり前ではないかもしれない」と頭の中で考えることだと思います。

私自身「こんなの当たり前だよ」と、仕事と私生活含めて困惑したり、

怒りたくなった時に頭の中で「当たり前じゃないかもしれない」と一度言ってみるという事を実践しています。

一旦間をおくことで相手の立場に立ったらという方向に考えを向けることが出来るのでおすすめです。

もちろん必要な仕事なら「当たり前」は違うと理解した上で教えていくことも大切です…!

今回の記事が「当たり前なのにどうして」とか「こんなの言わなくたって当たり前でしょう」と言ってしまいがちになってしまうと悩んでいる方の、何かしらの気付きになったら幸いです。

ここまで読んでくださってありがとうございました!ではまた!

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